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May 30, 2023

大韓航空、出発前に乗客の体重測定 政府が強制していると主張

韓国の主力航空会社である大韓航空は、現地の法律で義務付けられているとして、飛行機に乗る前に乗客の体重を測ることを計画している。

韓国中央日報によると、同社は8月28日から9月6日まで、金浦空港国内線の乗客の機内持ち込み手荷物を含む重量測定を開始する。

同紙によると、仁川空港発の国際線については9月8日から19日まで乗客の体重測定が行われるという。

同社はインサイダーへの声明で、韓国の国土交通省が要求するデータを提供するには、他の韓国航空会社も同様の措置を講じる必要があると述べた。

韓国中央日報は、航空会社が「匿名で照合されたデータは調査目的で利用されるものであり、体重超過の乗客が追加料金を支払う必要があるという意味ではない」と伝えたと報じた。

乗客の重量を計測する動きは、航空会社に機内持ち込み品を含めた標準化された乗客の重量を評価することを義務付ける国土交通省の規則に対応するものである。

韓国中央日報によると、この規制は、航空会社が航空機の重量を配分し、燃料消費を抑え、全体的な飛行の安全性を高める最適な方法を検討するために、少なくとも5年ごとに乗客の標準体重を計算しなければならないことを意味する。

韓国紙によると、2017年に実施された前回の調査では、夏季の成人男性の平均体重は178.6ポンド、女性は152.1ポンドだった。

コリア・タイムズ紙によると、計量はゲート前と搭乗前に行われるという。

韓国中央日報によると、この措置に対してネット上では反発があり、一部の潜在的な乗客はプライバシーについて懸念を表明している。

しかし、航空会社は新聞に対し、この手続きに不快感を感じる乗客は搭乗スタッフにその感情を伝えることができると語った。

旅行業界の専門家らは2021年6月にインサイダーに、米国の航空会社が同じことをする可能性は低いと語った。連邦航空局は現在、航空会社が乗客に自発的に体重を尋ね、その答えが低すぎると思われる場合は「合理的な推定を行う」ことを認めている。

しかし、ニュージーランド航空は、ニュージーランド民間航空局の要件を満たすための「乗客体重調査」の一環として、乗客に体重計に乗るよう求めている。

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